
土地を買って家を建てようとしたら、“水道が通ってない”と言われた
- 施工期間
- 3ヶ月
- 発注者
- 個人のお客様
- 場所
- 茅ヶ崎市/新築
- 費用感
- 約50万円前後

給水管取り出し工事とは、道路下にある“水道本管”から、自宅(または建物)まで水を引く工事のこと。
以下のようなケースでは、この工事が必要になります。
・更地に家を建てる予定だが、水道メーターがない
・古家を解体したら、水道管が使えなかった
・水道局から「給水取り出しが必要」と指摘された
① 現地調査・水道局確認
→ 道路に水道本管があるか、管径・位置・使用状況などを確認。
② 申請書類の作成・提出
→ 水道局・道路管理者(市役所など)へ占用許可・工事許可を申請。
③ 工事実施(道路掘削・管設置)
→ 指定期間内で、道路を掘削し本管から取り出し・給水管布設・メーター設置。
④ 埋め戻し・舗装復旧
→ 道路は元の状態に復旧し、水道局の検査にて完了。
給水管は、私たちが生活する上で切り離せない重要なものです。
私たちが普段利用している水は、給水管を通ることによって運ばれてきています。
生活インフラの一つなので、国や地域が給水管を引き込む工事の費用を負担してくれると思うかもしれません。しかし、実際はそうではありません。
給水管を安全な状態で保つために、整備は欠かせません。
給水管引込工事の特徴
この工事は「水道本管から建物まで水道管をつなぐ」もので、一般的な住宅設備の工事とはスケールが異なります。
特に道路の掘削や行政申請など、専門的かつ手間のかかる作業が多く含まれています。
高額になりやすい主な要因
✓ 道路の種類と舗装状態
→ アスファルトやコンクリート舗装の復旧費用は高くなります。
✓ 道路交通規制が必要な場所
→ 警備員の配置や工事時間の制限でコスト増になることも。
✓ 水道本管から敷地までの距離が長い
→ 掘削範囲が広がり、材料費・人件費も増加。
✓ 本管の深さが深い地域
→ 深いところにあると重機を使った本格的な掘削が必要です。
✓ 申請書類の手続きが煩雑な自治体
→ 書類作成代行・提出費用も見積もりに含まれます。