今回のお客様からは、「浄化槽の老朽化が進み、今後のメンテナンス費用が心配」というご相談をいただき、公共下水道への切り替えをご提案しました。
浄化槽は定期的な清掃や保守点検が必要ですが、下水道に接続することで、日常的な手入れがほとんど不要になり、衛生面・ランニングコストの面でもメリットがあります。
現地調査では、既存の浄化槽や排水ルート、敷地内の勾配、公共ますまでの距離を確認し、建物の排水をすべて下水道側へ流せるよう排水配管のルートを再設計しました。
既存の浄化槽は適切に撤去し、新しく設置した屋外ますから公共下水道に接続する配管工事を行っています。

切替後は、生活排水がすべて公共下水道へと流れるようになり、においの軽減や衛生環境の改善が期待できます。
また、将来的に物件を売却される際にも、下水道接続済みのほうが資産価値として評価されやすい点も、お客様にとって大きなメリットとなります。

■ 実施した主な工事内容
・現地調査（配管ルート・勾配・公共ますの位置確認）
・既存浄化槽の撤去
・敷地内の排水配管の再設計・新設
・公共下水道（公共ます）への接続工事
・各排水器具（キッチン・浴室・洗面・トイレ）の切替作業
・通水テスト・最終確認

■ 費用・工期の目安
費用相場：30万円〜80万円程度
　（敷地条件・配管距離・浄化槽の処分費などにより変動します）
工期：2日〜4日程度

■ こういった方に特におすすめです
・浄化槽の老朽化や維持費が気になっている
・汲み取り式から衛生的な環境に改善したい
・将来の売却・相続時に価値を高めたい
・悪臭・害虫対策を根本から解消したい